時々お客様から椅子の張り替えについて
「合皮と布、どちらがおすすめですか?」と
お問合せをいただくことがあります。
布にも合皮にも、おすすめと思えるポイントと、
場合によってはマイナスに感じるかも、と思えるポイントがあります。
今回は張り地についてまとめてみましたので、
迷った時は参考にしてみてください。
①椅子張り生地の種類
椅子を張り替える生地の種類には
大きく分類して
合皮、布、革があります。
②生地の違い メリットとデメリット
合皮(レザー)
・メリット
汚れにくい。
水拭きできる。
お手入れの必要性があまりない。
アルコールや次亜塩素酸で拭いても大丈夫なものが多くある。
比較的安価。
・デメリット
通気性がない。
安っぽく見える。
化学的なにおいが気になる場合がある。
捨てるときに自然に帰らない。
布(ファブリック)
・メリット
通気性がある。
柄が豊富。
高級感がある。
・デメリット
汚れやすい。
臭いやシミがつきやすい。
アルコールや次亜塩素酸での除菌には不向き。
革
・革のメリット
手触りがいい。
丈夫で長持ち。
経年変化を楽しめる。
上質感がある。
・革のデメリット
手入れが必要。
水に弱くシミができることがある。
値段が高い。
③用途により使い分ける
パーソナルユースや長時間使用することが多いなら「布」または「革」。
医療系施設、カフェ・レストラン・公共施設など、大勢の方がご使用になる場合、
耐アルコール性、耐次亜塩素酸機能のある「合皮」。
個人的には通気性の優れた布が好きです!(^^)!
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