新生活の家具選び
家具屋目線と自分たちの経験から
春が少しずつ近づいてきます。
新しい生活を始める人も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
新生活にはどんなものが必要なのでしょう。
ベッド、テーブル、敷物、机と椅子、家電収納…
よくある一般的なサイトに書いてあるような無難な内容ではつまらないと思うので、
家具屋的目線での我が家の経験をお話ししたいと思います。
大学生活、社会人1年生で新生活を始めた子どもたちに持たせたものは、主に以下の6つです。
①ベッド
②布団
③敷物
④タンス(チェスト)
⑤机と椅子
⑥家電収納棚
ベッド・布団
寝ることは翌日への英気を養う大切な時間です。
だからこそ、身体をしっかりと休ませることが出来る寝心地のベッドと寝具にはこだわりました。
ベッドはマットレスと布団で寝心地が変わってきます。
寒い時は保温性に優れた羽毛、羊毛などの天然素材が良いです。
我が家では羊毛混の敷布団と羽毛の掛け布団、毛布はアクリルの2枚合わせでした。
暑い時には綿や麻の吸放出性の高い寝具です。
寝心地の良いマットレスならベッドパッドとシーツがあれば敷布団は不要です。
ガチガチに硬めのマットレス、フローリングや畳に直接お布団を敷く場合は、敷布団の下にもう一枚敷きマットを使えば寒暖差を受けにくく、布団に結露が発生しにくくなります。
いずれにしろ寝心地はしっかりと確かめてくださいね。
我が家では、自社で販売していた安い化繊の掛け敷き布団セットを使ったことがありましたが、冬に寒すぎて失敗した経験があったのです。
(それ以来、安い布団セットは販売を取りやめました)
敷物
我が家が持たせたのは厚敷きラグ。
コタツやテーブルの下に敷いておくと座布団はいらないし、急なお泊まりにも敷布団代わりに使えるほど高反発でオススメです。
タンス
最近のアパートやワンルームマンションにはクローゼットがついているところが多いですね。
それでも下着やジーンズなどを吊るしておくわけにはいきません。
短期間なら衣装ケースに収納するのもありですね。
しかし、もう少し長い目で見ると、衣装ケースだと静電気が発生することや劣化して割れることがあります。
我が家は家具屋ということもあり、タンス(チェスト)を持たせました。
新生活から引っ越しを繰り返してもガタツキもなく、今でもストレスなく出し入れができています。
机と椅子
机は必需品です。
仕事、食事、趣味…いろんなことに使えます。
上の子にはいわゆるデスクとチェアでした。
持ち帰った仕事をしたり、一人暮らしだったのでダイニングテーブルにも兼用していました。
逆の考え方として、ダイニングテーブルセットを仕事や趣味に使うのもありですね。
下の子にはコタツを持たせました。
省エネ型の暖房器具として、また友人のお泊りにも大活躍したようです。
家電収納棚
電子レンジ、炊飯器、ポット、トースターが入って、尚且つ食器も収納できるスペース付きのタイプです。
結局のところ、我が家では「短期間に使用するものだからとにかく安ければいい」とは考えず、生活パターンが変わっても流用できるほうが良いと考えました。
長く使えた方が処分費用もかからず、使っていてもストレスがありません。
我が家の新生活の家具選び、参考になったら幸いです^ ^