□ 1.家具選びのコツ □
「芯材を見る」
フラッシュダンスってあったよね。
1983年のアメリカ映画、
見に行った記憶がある。
映画の印象が強かったからか、
一緒に行ったヒトのことを覚えていない(~_~;)
当時20歳の大学生だった。
たぶん合コンかなんかで一緒になって、
あとからデートに誘って行ったとは思うんだけど。
あ、でもそれだけね。
期待した??
家具は、主にフラッシュ構造。
フラッシュ(flash:ひらめき・閃光)ダンスとは全く関係ありません・・・。
フラッシュ(flush:平らな)構造とは、
軽く、無駄なく、反らないように作るための構造です。
「目」の字型に芯材を組み、両側からベニヤ板などではさんで作ります。
今回特に重要なのは、
フラッシュ構造の「目」の字にあたる芯材です。
芯材が、天然木なのか、積層合板なのか、
パーチクルボードやMDF(中質繊維板)
なのか。
芯材が天然木だと、軽くて強く、釘やビス
も良く効きます。
しかし、パーチクルボード(おがくずの
ような木片チップをボンドで固めている)
やMDFだと、重くてもろくて湿気に弱く、
釘やビスが効きにくいんです。
湿気に弱いとは、吸収した水分を含んだら
湿気を放出しにくく、カビが発生しやすく
なったり、強度が弱くなったりします。
日が当たって、乾燥しやすい部屋なら、
芯材がパーチクルボードやMDFでも、
問題ありませんが、湿気やすい部屋や、
露結しやすい窓の近くに置く家具は、
天然木の芯材を選ぶとよいでしょう。
芯材は、家具を後ろから見ると分かりやすい
です。なぜなら、たいていの場合は、芯材を
隠すような仕上げをしていないからです。
天板や側板の構造も見てもらうと良いですね。
天然木なら本当の木。
木片チップを固めたようなものだとパーチク
ルボード。
ダンボールを溶かして固めたようなものだと
MDFでしょう。
パーチクルボードやMDFで作ると、天然木
より安く作ることができます。
安くできるけど、寿命が短くなる。
何年使いたいか、どんな部屋で使うか。
そんなことも考えて、家具のウラ側を見て
見てくださいね!
あ、フラッシュダンスはいい映画です(*^^)v
□ 2.おすすめ情報 □
「芯材を選ぶ」と言えば、
ここの机↓↓
https://www.bigmories.com/hsz-dk-110sbl-3l-set
ここの食器棚
http://www.bigmories.com/ttm-dnb-kml117op/
長く作ってきたメーカーさんだからこそ、
長く使える素材、つくりを知っている。
長く使うものだからこそ、心地よく使える
ものを。
□ 3.和気の行きたいスポット □
和気は緑いっぱいの町。
行ってほしいスポットに、たくさんの山
がある。
和気アルプスは有名だけど、
その他にもいっぱい山がある。
中でも、愛宕山は、気軽に登れて、
和気の町を眺められるので、おすすめの
山です。
その他にも、外国山(そとくにやま)
妙見山(みょうけんざん)などがある。
□ 4.編集後記 □
家具の材質には、本当に色んな素材がある。
天然木もあれば、エコウッドと言われる、
木を原材料にして接着剤で成形したものも
多くなっている。
きれいな木目の木をスライスしたものを
芯材に貼っているものもあれば、紙に
木目を印刷したものもある。
それが最近は精巧にできているので、
よく見ないと、本当の木か、そうでない
かもわかりにくい。
しかし、本物の木は、心地よいものだ。
無塗装のひのきや杉、楠などは、香る。
それが、身体に心地よい。
最近、友が話してくれた。
子どもには、本物をさわらせた方がいい。
大人になった時に、本物か偽物かを肌で
わかるように。
なるほど。天然木のよさを、子どもの頃
から知っていると、本物を選びたくなる
のかもしれない。
昔、製材所で、木の香りを嗅ぐのが好き
だった。木の香りにほっとしながら、
そのころを思い出すのは、子どもの頃
感じた、本物の香りを覚えているから
かもしれない。